2016年 9月 の投稿一覧

ランナー膝(腸脛靭帯炎)

ランナー膝って聞いたことはありませんか?

 
それって何?

走ることによって、膝の外側に痛みが起こります。
腸脛靱帯炎とも呼ばれています。

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痛みを起こすことが多い場所は
腸脛靭帯全体ではなく、
膝の付着部に多く存在します。

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膝関節の曲げ伸ばしの時に腸脛靱帯と、大腿骨外側上顆(膝の外側、太ももの骨の出っ張り)が擦れ合い摩擦によって炎症をおこす症候です。
長距離ランナーに多く発生することからランナー膝と呼ばれています。
ジムでスクワット動作を多く行った時もしばしば起こります。

 

症状は

運動後に膝の外側に痛みを訴え、下り坂のジョギングや階段を下る時に痛みが強く出ます。
足を踏ん張る時に痛みが強くなります。
先ほどの、
大腿骨外側上顆(膝の外側、太ももの骨の出っ張り)の部分に一致して 指で押さえたときや足を動かした時に痛みがあり、また動かした時にパキパキや、擦れ合うような音が感じられることもあります。

自分が経験した例では、
急にというよりは走っている途中から徐々に痛みが起こってきました。

スポーツだけでなく
O脚やなどでも患部の摩擦が起こりやすいともいえます。

 

❏どうすればいいの?
大腿筋膜張筋という腰骨のあたりから始まる筋肉と腸脛靱帯とが途中で重なります。
痛みが出てる場所から上の方の筋肉が疲労し硬くなることから痛みが起こってきますので
自身ではまずこの筋肉を緩める必要があります。
患部に負担のないストレッチやマッサージを行い、逆に患部は軽くさするようにします。
炎症や傷が大きければテーピングでサポートし、患部の刺激を出来るだけ避けるようにしていく必要があります。
あまりにも痛みが強ければ診てもらいましょう。
と言いますのも、我慢して放置してしまうと痛みを起こしている場所の傷が閉じなくなってしまい、そのまま固まってしまう恐れがあるからです。

 
❏治療は

当院に来られた20代の男性のことをお話しします。
発症して2週間ほど経ちますが、依然として痛みが引かず気になり来院。
患部の痛みもさることながら
太ももの外側の、大腿筋膜張筋、腸脛靱帯部も硬くなっていました。
股関節外側のあたりも触れると痛みがありました。
あきらかにオーバーユース、使いすぎです。

この場合は
筋肉全体に疲労が蔓延してしまっています。
放置して、そのまま運動を続けてしまうと膝の痛みはおそらく消えないでしょう。
しかも血行がかなり悪くなっており、歩くことさえ困難になって来るのは時間の問題です。
まずは早期に筋肉の緩和をはかるために
中周波の電気治療を施し
そのあと患部含む周辺箇所に鍼治療とテーピングを施しました。
施術後はかなり楽になったとのことですが
これは治ったわけではなく
一時的に患部の負担が少なくなっただけのことですから
無理をすればすぐにぶり返します。

週一回しか来院できないということでしたので
次週に持ち越し。
効果が効いてくれればいいのにと願っておりましたら、
次の来院時にはかなり効果が持続しており、
痛みは3分の1ぐらいまで引いていました。

前回と同じ治療をほどこし、
また次週へ。

3回目になり
ほぼ痛みが消失。
気になる筋肉の硬さもだいぶ良くなり
患部の負担も少なくなっていました。

どれぐらい時間がかかるかな、と少し気にはなっていましたが
概ね良好ということで
あとは予防のためのセルフケアを指導。

一般的に痛みがとれるまでは4~6週間はかかります。
この場合治癒が良好に至ったのは、
患部に負担のない、むしろ血行を促すセルフケアをお伝えし、
それを実行してくれたことも功を奏したと思われます。

 
❏気をつけること

ランニングでは
少しの違和感が起こり、そして数十キロも走ると
負担がかけ続けられれば深い傷となることもあります。

自分の走るフォームが途中で崩れるているようであれば
もう患部の負担は限界となっているのです。

いちど中止し
患部のアイシングを施したあと、フォームのチェックをしてみてください。
理想的なフォームからあまりにもかけ離れているなら、本格的な治療が必要かもしれませんので。

 

 

❏予防は?

走る前には必ず
股関節、膝のストレッチを行うことが大切です。
股関節のストレッチは
①あぐらをかくように足をひろげ膝の外側を地面につけるように伸ばす。
②反対に、アヒル座りをするようにひざの内側を地面に着けるように伸ばす。
膝のストレッチは
①足を延ばして前屈し、膝裏を伸ばす
②膝を抱えて胸の方に引き寄せて静止。
いずれも20秒静止します。
いくつかありますが、
他に自分に合ったものがあればそれも実践すると良いでしょう。

 

神戸市中央区熊内橋通6-1-8

田村整骨院

℡ 078-200-3590

田村整骨院ウェブサイトはここ

首から背中にかけてのこわばり、プラス頭痛。

首から肩、そして背中にかけての頑固なこわばり。

加えて頭痛があればとても憂鬱ですね。

 

40代の女性、営業職の方。

診察してみると

首の付け根から背中までの筋肉ががちがちに凝り固まっています。

特に頭蓋骨から上部頸椎にかけての筋肉の固さはホンマモンです。

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浅い層の筋肉だけでなく、深い層も固まっています。

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図にある深い層が固まると、指圧やマッサージではなかなか解決しません。(当院比較)

そこで当院では

得意の鍼治療の登場です。

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画像はかなり固いところを二本だけ写していますが、数本の置鍼からおこないました。

 

治療の手順

1)首から背中にかけての反応のある場所を10本ほど置鍼。そこにパルス刺激を加えて奥の筋肉を徹底的に緩めます。

2)その上から10分ほど遠赤外線で温めます。

3)パルスのあと、反応が残っているところを単刺で刺激を加えます。

これだけでかなり筋肉が緩み、頭痛も減少しました。(あくまで個人差があります。)

次は背骨を矯正する器械に乗ってもらい、背骨の左右の筋肉を調整し、歪みを取り払います。

その次は、高濃度酸素バーを吸引してもらい、同時に足の加圧の器械を施しました。

 

治療の目的は

硬くなった筋肉をゆるめ、→背骨を調整、→血行促進、→そして自律神経を整えます。

 

治療効果を長持ちさせるために

同じ姿勢や動作を30分以上続けることは避けていただくことと

寝不足に注意してもらうことをお伝えしました。

 

注意

頭痛を伴う場合は問診をしっかり行い、場合によっては脳の異常もあることを考慮して慎重に進めていくことを心がけています。

おかしいと思われる場合はかかりつけ医に相談することも考えておくほうがいいでしょう。